1993-11-05 第128回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
そのほかに解析的な、すなわち理論的な計算でその安全性を評価するという、そういうことのための研究として安全性の解析研究、あるいは確率論的な安全性評価研究、それから人的因子の研究、こういうことを進めておるわけでございます。 まず最初に、事故時の燃料挙動の研究でございますが、六ページ、七ページ、八ページに示させていただいておりますが、これに関しましてはNSRRの実験というのを行っております。
そのほかに解析的な、すなわち理論的な計算でその安全性を評価するという、そういうことのための研究として安全性の解析研究、あるいは確率論的な安全性評価研究、それから人的因子の研究、こういうことを進めておるわけでございます。 まず最初に、事故時の燃料挙動の研究でございますが、六ページ、七ページ、八ページに示させていただいておりますが、これに関しましてはNSRRの実験というのを行っております。
といたしまして、シビアアクシデントに対する安全委員会の取り組み方、シビアアクシデントだけではございません、そのほか防災対策の充実といったようなものにつきましても現在それぞれの専門部会で検討を進めるということをいたしておりますし、また原子力施設等安全研究年次計画といったものを五年間についてつくり、それを毎年度見直しをしておりますが、その見直しを行いまして、本年度以降にこのシビアアクシデントという問題、あるいは人的因子
機械の信頼性は技術の進歩により向上させることができますけれども、それを操作する人間の信頼性につきましては、作業環境、心理学的条件等種々の要因に影響される場合がございまして、いわゆる人的因子、ヒューマンファクターによる原発事故を防止するために科学技術庁におきましても体系的に研究を行っております。
その七項目は、御承知でもございましょうけれども、「原子力発電所の個々の設計の改良に応じた適切な安全評価及びそのための研究の確実な実施 原子炉の異常事態に関する知識の把握・整備及び運転管理面への反映 原子力発電所の従事者一人一人の高い安全意識の醸成 人的因子及びマン・マシン・インターフェースに関する研究の拡充 シビアアクシデントに関する研究の一層の推進 原子力防災体制及び諸対策の充実並びに緊急時対策に
このため、原子力安全委員会は本事故を踏まえまして改めて人的因子及びマン・マシン・インターフェースに関する研究の促進を指摘しておりまして、人的因子及びマン・マシン・インターフェースの問題は原子力発電所固有の問題ではなくて、これは巨大システムの制御に共通して当てはまる問題であるというふうにも認識いたしておりますが、航空機あるいは化学プラントなどの巨大システムの制御、こういったものをどのような事態に陥っても
ソ連のチェルノブイル原子力発電所の事故につきましては、その原因等につきまして詳細な情報も入っておりませんので、現段階でその原因が何てあったかということを申し上げる状況にはございませんが、先生御指摘のように、原子力発電所の異常とか故障、こういうものには人的なミスによるものが非常に重要な因子となっているということは、過去の例におきましても実際にそういうことになっておるわけでございまして、こういった人的因子